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大阪・京都

2013.03.17(日)
大阪(梅田)。ホテルの部屋からの阪急電車。右が梅田駅側。



大阪城。天守閣入場料600円。城内の展示物は場所ふさぎに置いているものばかりである。
売りは天守閣の外観と8階展望台からの風景だけだ。外観は無料で、公営だし、天守閣入場料は電車の初乗り程度の150円が妥当じゃないかな。
観光客の9割が中国人だった。祝回帰中国人観光客だ。東京ではまだ中国人観光客は消えている。
こんな大勢を見たのは尖閣諸島国有化以来だ初めてだ。

昔に較べて金色が多用され、最上階などは金の虎模様の黒塗りになり、城が派手になった。
下は1964年公開の映画からの写真。虎模様は白壁にある。


確かに今まで名古屋城と較べて、どちらがどちらか分からなかったがこれではっきりする。
どうせ、コンクリ製の新しい建物だ。多くのお客を呼びたいなら、派手にしたほうが勝ちである。
四十数年前に見たときは、天守内に秀吉が使ったというド派手な金色の兜(馬藺後立兜(ばりんうしろだてかぶと))があった記憶があるのだが、無かった。
でも、お城にこんな外国人観光客が集まるならば、江戸城の再建は必須だ。また上野か東京タワー跡に平成城と言うべき巨大な城を作るべきだな。博物館や美術館を集めたお城の形をした日本一の高さの建築物にする。東京は観光名所が無いのが悩みだが、解決するだろう。


その後、大阪駅まで戻り京都線で京都駅へ。JR西日本では大阪-京都間電車を東海道線と言わないで、京都線と言うらしい。

山陰本線に乗換え太秦(うずまさ)駅下車。東映太秦撮影所が横手にあるなあ何て思いながら、5〜6分歩き、嵐電の帷子ノ辻(かたびらのつじ)駅へ。京都の地名は読めない。

帷子ノ辻駅。

ここから龍安寺駅へ。嵐電は一両編成で、後ろから乗り、前から降りる。降りるときに運転手へ運賃を支払う。
混雑すると降車時の車内移動が大変なので、なるべく車両前方に乗ったほうが良い。200円均一。

龍安寺駅は無人駅だった。


龍安寺。入場料500円。

石庭まで境内を数百メートル歩く。
石庭前の縁側に座るのに、並んで待つんじゃないかと心配したが、余裕で縁側真ん中付近に座れた。
石庭を眺める。

このような単調な景色はすぐ飽きるので、座っている人はすぐに立つ。私も30秒で立った。

石庭前の縁側と廊下。

京都観光で寄ったのは龍安寺だけだ。
ここからは嵐電龍安寺駅に戻り、帷子ノ辻駅乗換えで天神川駅まで行った。
帷子ノ辻駅では乗換客がいるので降車時に車内で運賃を取らない(この駅から出る人は改札で運賃を支払う)。天神川で地下鉄へ乗り換え、地下鉄を烏丸御池(からすまおいけ)で別路線に乗換え京都駅へ。
「のぞみ」で家へ。16時着。

わざわざ龍安寺へ行ったのは理由がある。
中学校の修学旅行は京都・奈良だった。しかし、ここ龍安寺の駐車場で、あるトラブルで、悔しいことに私一人だけ龍安寺見物に参加出来なかったのだ。
以降、行かなくてはと思いながらも機会がなかった。今回、50年ぶりに思いを果たした。





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